石川啄木 釧路にもいましたが   2月10日

釧路市内には26ヶ所の石川啄木の歌碑があります。
明治41年1月26日 地元の釧路新聞へ記者として着任しました。
1月から3月までの76日間 釧路にいましたが、生まれが東北 岩手県でも
北海道のいちばん寒いちょうどこの時期はダウンパーカーや高断熱住宅も
ない時代 寒さもこたえたと思います。詠まれた歌も釧路についていきなり

  さいはての  駅におりたち 雪あかり さびしき町に あゆみ入りにき 
 
 こんな感じですからそうとうのカルチャーショックがあったようです。
76日間 そこそこ仕事はしていたようですが、夜な夜な料亭がよいをして、
実は妻がいるのに芸者さんとラブロマンスがあり。それをなんと引き裂かれ、
そうとうへこんでいたのが想像できます。
その後東京へ行き 名作「一握の砂」を刊行しますが、2年後に27歳の若さで
この世を去りました。
「一握の砂」も釧路時代のへこんだ自分を思い出して歌の糧になったのではないか
なんて考えてます。
あなたのまわりにも啄木のような人いませんか?
石川啄木 釧路にもいましたが   2月10日_f0113639_12233846.jpg

写真の建物は「港文館」当時の釧路新聞社を復元してます。中には啄木ゆかり
のものや喫茶コーナーもあります。
となりに啄木の銅像があります。  寒そうです。  

                                          <moyan>

# by trlkushiro | 2007-02-10 12:27 | えとせとら  

山積の「山漬け」    2月9日

無造作に積み上げられている魚は鮭です。粗塩をふった荒巻鮭はご存知と
思いますが、写真の鮭はでっかく「山漬け」と書かれております。
「山漬け」は最近注目をあびていて、そもそも漁師が自家用として作っていた
ときいています。
作り方は秋に獲られたオスの鮭をそれも大きいのを選んで塩蔵します。
ただし、この塩蔵方法が新巻鮭が塩をして冷蔵しますが、山漬けは塩をしたあと
冷蔵より高めの温度でたくさんの鮭を積み上げ重しをする。その後何度も
上と下を丹念に入れ替え均一にすると、たんぱく質がアミノ酸に変わり塩と交わって
熟成された旨みに変わるのです。 つけものみたいなものですね。
そのままでは激塩なので水にさらして塩ぬきをしてから焼いて食べると新巻鮭の
硬めの肉質とは異なり、やわらかく熟成された旨みたっぷりの鮭があじわえます。
これをにぎったおにぎりはウマイ! 
トッピングは黒ゴマで。
山積の「山漬け」    2月9日_f0113639_11403246.jpg



# by trlkushiro | 2007-02-09 11:43 | おいしいもの情報  

「これっ かわいっしょ」    2月8日

釧路市民の台所 和商市場をカメラをぶらさげてふらついていると、
「これこれ見て かわいっしょ。」 と魚屋さん。
「さっ どうすっかうまいよこれっ」 なんて声はかけられますが、「かわいっしょ」は
初めて、  まるでペットショップのようだ。
どれどれとのぞきこむと丸っこくてプヨプヨしてそう。釧路ではあまりみない魚だ。
正面からみると 「うん。かわいい顔してる。」    魚とマジで見つめあってしまった。
名前は「ごっこ」というらしい。 あ!そうそう道南でとれるんだと思ったら釧路産だった。
「これっ かわいっしょ」    2月8日_f0113639_11315341.jpg

「これっ このヒレ見て。 このちっちゃいヒレでフラフラ泳ぐんだわ。
 フラフラしてるとこ網にかっかたんだべさ。」 と魚屋さん。
とりあえず写真を撮ってまわりを見渡すと
「これ安いよ!どお?」と聞かれ、あれやこれやで晩のおかずにホッケを買ってしまった。
ふらふら歩いていて・・・ 「えっ! これってごっこと同じ運命????」
「これっ かわいっしょ」    2月8日_f0113639_11334813.jpg

食べ方聞くのを忘れたのでネットで調べるとなべにすると卵がプリプリして
美味しいと書いてある。外国では卵を塩漬けにしてキャビアの代用として
売ってるそうだ。
                         <moyan>

# by trlkushiro | 2007-02-08 11:36 | おいしいもの情報  

寒いときは 缶コーヒーでも 飲みながら・・・  2月7日

寒いときは 缶コーヒーでも 飲みながら・・・  2月7日_f0113639_11414246.jpg
フィッシャーマンズ
ワーフMOOの
よこです。
夏になると
地元の人や
観光客の
みなさまが、
港町釧路の夜を
満喫?しています。
雰囲気は一押しです。

昨夜は貸切で
した・・・。


<ROKU>

# by trlkushiro | 2007-02-07 11:46 | えとせとら  

なんだこの陽気  2月6日

なんだこの陽気  2月6日_f0113639_12163169.jpg

日本百名山の雌阿寒岳(1499m)奥と左側の円錐型の山は阿寒富士(1476m)
です。雌阿寒岳は活火山で山頂から噴煙をあげています。この山の右(東側)には
雄阿寒岳があり知床の山々へ連なっていきます。
いつもならこの季節は山頂まではっきり見えていますが、今冬はどうもはっきり見えて
ません。冬の刺すような日差しではなく3月から4月を思わすような優しい日差しです。
夏の観光シーズンはこれらの山が見えるかどうかで観光地の天気がわかります。
特に雄阿寒岳が見えるかどうかで摩周湖がどうか判断しています。
はっきり見えればOK 見えなければ霧の摩周湖になっている事が多いようです。
なんだこの陽気  2月6日_f0113639_12233643.jpg

今日もポカポカ陽気 なんと7.2度 
   雪や氷も融けるけど人間もふやけそうです。
札幌雪まつりが今日から開幕ですが大丈夫でしょうか。

おしらせ
このコーナーをいつもご覧いただきありがとうございます。
できれば毎日更新、釧路の魚同様の新鮮な情報を提供するためスタッフを
増員しました。根室・中標津からの情報もおたのしみにお待ちください。
                                             <moyan>

# by trlkushiro | 2007-02-06 12:38 | 気候情報