雪明りの街 1月22日

21日は石川啄木 来釧100年を記念して、啄木ゆかりの地 釧路市南大通
では約1kmにわたりアイスキャンドルを点灯して彩りをそえました。
気温はマイナス10度きびしい冷え込みでしたが、地元の酒「福司(ふくつかさ)」の
甘酒やお汁粉が振舞われアイスキャンドルの灯火とともにひとときの温かさを
もたらしてくれました。しかし、100年前の今日ダウンパーカーや防寒長靴も
履いていない啄木は震えが止まらなかったのではないでしょうか。

啄木も76日後には釧路をはなれ東京へいきますが、その後詠んだ歌に
東海の 小島の磯の 白砂に 我泣きぬれて 蟹とたはむる
啄木は岩手県で生まれ育ち、その後北海道に渡り、函館・小樽を経て釧路へ
やって来ています。函館ではイカ、小樽では寿司、釧路ではカニを食べたので
しょうか。 東海の・・・・と詠まれた歌も
もう暖かくなった砂浜で・・・・・・
「釧路じゃでっかいタラバガニと格闘したけど、このへんのカニはちっちゃいなー」
「あー また釧路でカニ食べたい・・・・・グスン。」
というのが、 自分なりの解釈です。 <moyan>
by trlkushiro | 2008-01-22 10:57 | えとせとら