鶴の恩返し 11月14日

先日情報収集のためにぐるっと管内をひとまわりした時の1コマです。
場所は鶴居村の鶴見台、たんちょうもだんだん数が増えてきたようです。
「なんか変なのがいるぞ」とよく見ると、どうやら今年生まれの子供のようです。
まだ羽が大人になりきっていないようですね。(写真中央)
タンチョウも絶滅寸前から地域の献身的な努力により、いまでは1000羽を超え
絶滅危惧種のランクダウンをしました。(これは大変喜ばしいことなんですよ!)
鶴居村では玄関に人の気配をかんじて玄関をあけたら鶴だったなんてことが実際に
あるようです。

11日に「鶴居伊藤サンクチュアリ開設20周年記念シンポジウム」の講演のなかで
今年話題となった兵庫県のコウノトリのお話がありました。
コウノトリとタンチョウはよく似ています。全体を見ると白と黒、長い足に長いくちばし。
遠くからみるとそっくりです。兵庫では昔コウノトリのことをツルと呼んでいたそうで、
ひょっとすると昔から本州では大半がコウノトリをツルと呼んでいた。
そうすると・・・・・。
「鶴の恩返し」の話に出てくるのは実はコウノトリだったの?
「私を決して見ないでね」と 部屋に閉じこもった美しい女性は毎日はた織りをしていた。
ある日、主人は家の中のものがだんだん無くなっている事に気づき、
おそるおそる部屋の中を見ると、美しい女性はおろか家財が一切無くなっていた。
「やや! これはだまされたー。」
そうです、美しい女性はツルでもコウノトリでもなくサギだった。・・・・・というオチでした。
by trlkushiro | 2007-11-14 10:51 | えとせとら