タンチョウは渡り鳥? 5月30日
湿原のシンボル タンチョウは地元でも誤解している人が多いのですが
渡り鳥ではありません。冬の間は湿原も凍りつきエサを獲ることができないので
人里近くの給餌場に何百羽と集まってきますが、夏の間はエサが豊富な湿原の
中に巣をつくり子育てをしています。今頃はヒナがたくさん生まれていることでしょう。
キツネやカラスなどの外敵も多いので無事に育ってほしいものです。
ここ道々53号 鶴居村鶴見台には約10羽ほどが羽を休めておりました。
たぶん、昨年生まれの若いタンチョウだと思いますが、大きさは親と同じですので
優雅な飛行も見せてくれました。
野生ですからいつもいつも居るとは限りませんが、鶴居村周辺はタンチョウを見る
機会が多いところです。今は新緑の牧草地もきれいです、釧路市湿原展望台から
10分ほど時間があれば足をのばしてみてください。 <moyan>
by trlkushiro | 2007-05-30 11:54 | 旬のみどころ