昭和34年の南大通り3丁目 1月23日


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「あけましておめでとう」からもう20日以上もたちました。
日がたつのは本当に早いものです。
本来ならSL冬の湿原号が湿原を駆け巡っているはずなんですけど・・
運行直前の検査でなんと故障が見つかり急遽ディーゼル機関車で
運行になりました。
なんせ古い機関車なので何が起こるかわかりません。
そして部品調達も大変なんだろうなあ・・これから作る?
今季は間に合うのかなあ・・なんて心配しています。
ディーゼル機関車(DÐ51)も相当レトロ感があり
おまけに客車をひっぱるのが珍しいらしく
てっちゃん 熱心な鉄道ファンには人気のようですよ。
はなしは変わって
上のレトロなイラストは昭和34年7月の釧路市南大通り3丁目
釧路厳島神社の神輿渡御(パレード)の風景です。
神輿渡御の先頭集団らしくこの後ろにトラック荷台にのせられた
神楽(笛や太鼓)と神輿(みこし)がいるようです・・
戦後のベビーブームあとなのか子供がいっぱいいますね。
今はお年寄りばかりです。

この手の込んだイラストは実兄が書いたので前回同様
著作権はたぶんokでしょう。

この年 15日が神輿渡御の予定でしたがなんせこの時期は
なぜか毎年天気が悪い。これは今もそうですね。
それで翌16日に行われたんだって・・調べたらしい。
建物は左から丸八佐藤はきもの屋さん(小さくね)・北陸銀行南支店
中川タバコ店(母の実家)グラビア社・サンエス電気さん。
サンエス電気さん現社名はサンエス電気通信㈱さん 
現在は星が浦大通りに社屋がある地元通信大手です。
当社もホームページを含め大変お世話になっております。
この「釧路からのご当地情報」も手とり足とり教えてもらったっけ、
まさかこんなに続くとは思ってなかったでしょうねw
ボンネットバスが止まろうとしているバス停は「支庁坂下」
バス会社は東邦交通(現 くしろバス)です。
今はこの地におしゃれなハンバーガー屋さん
「エウレカ・サウスアベニュー」さんがあります。
ちなみにこの角度からの写真はなくて母の実家のとなりが
写真店だったので写真がいっぱい残ってたんだって
それを寄せ集めて・・たぶんこうだったんじゃないという
創造でイラストを描いたらしい・・すごいね。
それでもうひとつ。
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これも創造だけど昭和27年の南大通りの通り1本ウラ。
現在の釧路市役所水道部のうら側 当時の釧路電報電話局付近です。
屋台ラーメンの名前は「ひろちゃん」。
このころは幣舞橋周辺に漁船が多く停泊していて屋台が何台もあったそうです。
カツオだしの細ちぢれ麺の釧路ラーメンのルーツはこんなところから
生まれました。

さてさて歩いているのは北海道新聞の記者さんだって。
締め切りに間に合うように時間を気にして急ぎ足で帰ってきた模様。
記者さんが向かう正面の建物が北海道新聞社(旧釧路新聞社)
今は別な場所に復元移転した啄木ゆかりの「港文館」です。
場所は北海シェルさんのガソリンスタンドがある所にありました。

こんなシュエーションのイラストですけど、よくまあ暗い夜のイラスト描く
もんだなと感心します。夜の画を描くのはゴッホとイルカやシャチの画の
クリスチャン・ラッセンぐらいなものですね。


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ちなみに当時の港文館はこんなふうです。

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釧路の街も最近は人口減少もあって少し「たそがれ感」が漂っています。
ついでにSL通過後の石炭ストーブの匂いが漂うとレトロ感たっぷり
ノスタルジーに浸って現在を忘れてしまいそうです。

小さい子供にはSLどんな風に見えたかな?
              <moyan>


あれっ?
ここらへんにあった物がないぞ!?


by trlkushiro | 2022-01-23 16:45 | えとせとら | Comments(0)  

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