「起終点駅・ターミナル」只今撮影中
北海道の記録的大雨がニュースになっていますが釧路は降水量もわずかです。
でも灰色の雲はどこまでも続いて寒さも感じるほど・・・青空はどこへいったんだろう?
さて、ようやくプレス発表になったので・・・・。
釧路出身の昨年の直木賞作家 桜木紫乃さん原作「起終点駅・ターミナル」の映画化
が決まり8月末から釧路市と近郊で映画撮影を行っています。
6月末ころに制作の方が来られて桜木紫乃さん原作本の映画化を知りてっきり
「ホテルローヤル」かと思ったら「起終点駅・ターミナル」の映画化でした。
制作の方は先乗りして現地調査、ロケ地の選定ですね。
レンタカーは映画テレビの撮影は過去にもけっこう出演していて白色の大型セダンとか
これは大抵黒のカッティングシートを貼られてパトカーで使われます。
で 今回はフェンダーミラーの車ありますか?・・・・えっ!
いつもピカピカ新車がモットーなんですが・・・・。 そうだよね。
と いうことで知り合いの中古車店さんをご紹介しましたが、結局監督さんから
ちょっと古めの普通の車でいいと言うことになったそうです。
あっ 話が脱線しそうでしたね。
こちらは釧路市内某所に作られたオープンセット。
新しく作ったんですよ!でも古く見せる技術が凄すぎ!煙突のすすけ具合とか
灯油タンクどこから調達したんだろう?
ちょっとだけあらすじ。
鷲田完治(佐藤浩市さん)はかつて旭川地方裁判所の判事として赴任中に被告として
現れた結城冴子(尾野真千子さん)の裁判に関わる、なんと冴子は学生時代の恋人だった。
東京では妻とまだ小さい息子がまっている身で運命の出会い。
しかしそれは完治の人生までも変えてしまった。
冴子は去り妻とも離婚。
完治は逃げ込むように判事の職と妻子を捨てて人生の終着駅として釧路にやってくる。
別れた妻子に送金しながら仕事は国選弁護士しか受けず孤独な日々を送っていた。
そこへ担当した被告人として現れたのが椎名敦子(本田 翼さん)
敦子に出会い冴子の面影を思い出す完治と敦子はほのかな愛が芽生える。
自分の過ちによる罪を償っていた完治もやがてある決断を・・・・。
セットの裏側はこんなかんじ。
前しか映らないってことです。
完治は25年間ひっそりとここでひとり暮らし
物語のなかではイクラの醤油漬けを作ってみたり、釧路名物ザンギが大好物で
肉屋さんで鶏のもも肉を買うシーンから自分でたれに漬け込み敦子にご馳走するシーン
も出てきそうです。
人生の終着駅として完治が選んだ釧路・・・・そんなイメージの写真?
ここ数日は天気もイマイチでそれがまたいい感じだったかな。
派手さはないけどじっくり心が変わっていく描写をみせる大人の映画かな。
終着駅は始発駅 釧路駅のシーンも当然あります。
人気俳優さんの競演で完成が楽しみですね。
今年の冬に短い期間ですがもう一度撮影があって
上映はなんと来年の秋・・・・けっこう時間がかかるものなのです。
<moyan>
by trlkushiro | 2014-09-14 23:27 | えとせとら | Comments(0)