タンチョウの話 11月12日

先日の嵐は釧路市内にも傷跡をいっぱいのこして去っていきました。
翌日はなにもなかったかのようないい天気。
今日も釧路をふくめて北海道の東側はピーカンの晴れ間がひろがりましたが、
日本海側はいきなり雪景色のようです。
昨年もそんな感じでここ最近は極端な天候が多いですね。

さて、好天にめぐまれた昨日は釧路市丹頂自然公園で観光関係者を対象にした
「鶴公園」秋のガイドツアーが行なわれました。
約30人ほどの参加でしょうか、けっこうタンチョウは見ているつもりですが普段タンチョウの
飼育にたずさわっている職員さんの生の声は貴重です。
右側でNHKさんのカメラが回っていて・・・私そのあとインタビューをうけたので
夕方のローカルニュースにほんの数秒登場したんですよ。

世界中でタンチョウがいるのは極東アジア、それも大多数がこの釧路湿原です。
昔は日本全土にいたらしいけど食用にされたり乱獲で絶滅の危機がありました。
しかし今は約1500羽ちかくに回復しています。
なんだか食べてもおいしくなかったようですね。

冬が近づくとタンチョウも人里近くに相当数集まってきています。
ここでおさらいですが・・・・・
よく「タンチョウはもう来ているの?」とか聞かれますがタンチョウは渡り鳥ではないのです。
もともと釧路湿原を中心にこのあたりに棲んでいる日本でいちばん大きな鳥なんですよ。
日本を代表するような鳥ですが国鳥ではありません。
日本の国鳥は「きじ」なんですね。
中国ではタンチョウはめでたい鳥として人気があり国鳥にしようとしたが、
英名がジャパニーズクレインなものだから国際機関に働きかけて「名前を変えろ!」と
言ったとか言わないとか。

タンチョウはカメラマンにも大人気。
大きい鳥なので少々離れていてもちょっとした望遠レンズがあればそこそこの写真に
なります。
飛ぶ姿も首や足をピンとのばしてかっこいい!
もうちょっと夕焼け空を飛んでくれるとよかったのに・・・・という残念な1枚

これは私がブログ取材(飲食店とか)にご挨拶するときの名刺に印刷されている
タンチョウの水浴びシーン。大きくすると水しぶきが見えているけど名刺サイズじゃ
なんですか?どうなってんの??という写真です。自分は気にいってるんだけどなぁ

タンチョウ「丹頂」の丹は赤い、頂はてっぺんという
つまりてっぺんは赤いという意味です。
この赤いところはニワトリのトサカみたいなもので興奮すると赤いところが大きくなります。
・・・ということは あのへんは毛がない?
このタンチョウは相当怒っているようですけど
「なにじろじろ見てんのさ! ほっといてやっ!」
・・・・わかるような気がするなぁ。
<moyan>
釧路にタンチョウがいなかったらのことを考えると
観光関係の方はぞっとするでしょうね。
リピーター率がものすごく高い人気者で
しかも冬のタンチョウシーズンはほぼ確実に
そこにいてくれて期待を裏切らないのもありがたいものです。
このツルちょっと変だけど
突っついてみましょうか。
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by trlkushiro | 2013-11-12 19:41 | えとせとら | Comments(2)

ほんの数秒しか出てなかったんですけどね
よく見つけましたね(笑)
イメージくずれたんじゃないですか?
ためになるかどうかは怪しいのですけど
楽しんでいただければと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
<moyan>