OTOWABASHI 2月11日

2月の3連休も今日でおしまいです。
釧路空港では普段は150人くらいのジェットですがこの時期にあわせて290人の
大型機が飛んできたりしています。
お客さんも国内や海外から来られていて、そのほとんどはタンチョウであったりSLの
写真を撮りに来られているアマチュアカメラマンのみなさんなんです。
今日はタンチョウを写しに来られている皆さんのお話です。
(今日の写真は昨年のものです・・・なかなか早起きできなくて)
釧路市内にいると気がつかないかもしれませんがタンチョウのいる阿寒や鶴居は
今たいへんな賑わいをみせています。
短い滞在期間で少しでも成果をあげるためには、できるだけタンチョウと接する時間を
長くします。そのため早朝、夜が明ける前から極寒の中で日の出を待ちます。
ここはタンチョウカメラマンで知らない人のいない?
かの有名なタンチョウのねぐら音羽橋です。
本来普通の橋だったのですが橋の上で写真を撮るカメラマンが増えて危険なことから
カメラマン用の橋(たぶん便宜上は歩道橋かと思われます)が新たにできたという
エピソード付きの橋なのです。
朝早くからバズーカ砲のようなレンズが並びますが、今は半数ちかくが海外からの
お客さんではないでしょうか。
アジア系が多いのでよく言葉を聞かないとわかりませんが大抵は必要以上の大声です。
外国人にも「OTOWABASHI」は知れ渡っていて、リピーターも多くナビにも掲載されて
いない場所ですがほとんどの人が知っていて場所の説明に苦労することはありません。

ここでは圧倒されるような見事な樹氷とけあらしの中、朝焼けとともに幻想的にうかびあがる
タンチョウを絵画のように撮るのが理想的です。
ただし、寒すぎてけあらしがたちすぎると何も見えなくなって、ようやくツルの姿を入れると
まわりの風景がよく見えないごらんの写真のようになってしまうこともあります。
そんなときは近くにタンチョウがいてくれるといいのですが、なかなか言うことを聞いて
くれなくて「しょがないなァ~ じゃ~また来るかァ。」とリピート率を高める役割もしています。

昨年行ったときは本来いてほしいところにはいなくて橋の上流側すごく近いところにいました。
あと50メートル下流にいてくれたら、みんな大喜びだったのですけどツルにしてみれば
そんなの関係ねーというやつです。

陽もあがりねぐらから給餌場へ飛んでいくすがたを撮って音羽橋は終了です。
あとは給餌場でもうすぐ春の予感で求愛ダンスを興ずるツルちゃんたちを撮ります。
これはツルちゃんたちが勝手にやってくれるのでピントあわせてシャッターを押すだけです。
あっ! そうそう
ダンス中は他のツルがフレーム内に入らないようにお願いすることを忘れずに!
それでもよくワケのわからない幼鳥やまったくワケがわからないカラスが入ったりすると
せっかくのいいポーズが台無しになることもしばしばで幼鳥やカラスもお客さんが釧路にまた
来られるリピート率を高めることに貢献しているのです。
<moyan>
3連休はお天気もまずまずでカメラマンのみなさんは
いい写真が撮れたでしょうか?
ここにもいろんないい写真があります。
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by trlkushiro | 2013-02-11 18:49 | 旬のみどころ | Comments(0)