今年も「タンチョウ研修会」やりました。 12月5日
釧路は北海道のなかでも雪が最も少ない地域ですが、やっぱり冬には雪がつきもので
降っちゃいました。それほどの量ではなく小手調べみたいなものでショベルローダーの
練習にはちょうど良いくらいでした。
さて、3日の土曜日に昨年も行った「タンチョウ研修会」をしました。
これは冬の釧路観光を代表するタンチョウをもっと知りましょうということで行っています。
冬のタンチョウシーズンには全国各地や海外からもタンチョウを見に、はるばる釧路まで
来られますが実際に釧路に住んでいてどれだけ知っているかと言えば・・おやおや?
ということがあって、これではお客さんに正しい説明ができないため行っているのです。
まずは釧路店を出発して釧路川にかかる鉄橋へ・・・あれれ? そこにはツルはいませんが
1月からの「SL冬の湿原号」の撮影ポイントなのでみんなには
「SL撮影のお客さんもくるだろ!」と見にいきましたが・・・
今年きれいに整備されたのを確認するだけ、ほとんど自分のためでした。
国道391号線を北上して最初はJR茅沼駅です・・・・が
だれもいません・・・。 ツルもいません・・・。
冬になったらここにいるはずだからね・・・と ひたすら駅のあたりをうろうろしてました。
気をとりなおして、コッタロ湿原をぬけて鶴居側へ行くと畑のはじっこに白いものが
ポツポツと見えてきます。ここでようやくタンチョウを見ました。
みんな釧路っ子なので鶴居まで来ればそのへんにいるのは判っているので
このくらいではたいした感動はないのです。
そのあと お昼ころの音羽橋は当然ツルは留守で鶴見台にきてようやくたくさんのツルに
ご対面です。
ここではタンチョウがちょっと遠いので「ツルがいっぱいいますね~♪」くらいでしたが
ときおり道路をまたいで背中のほうから頭をかすめてタンチョウが飛んできてびっくりします。
そして写真の鶴居伊藤サンクチュアリです。
朝日の中のタンチョウでカメラマンにも人気の時期ですが、この日は曇ってダメみたいでした。
ツルもまわりの畑に分散していてちょっと少なかったです。
そしてそのあとは鶴居阿寒の峠を越えて阿寒国際ツルセンターへ。
2時から始まるお魚タイムも12月から始まってますが、参加メンバーは寒い寒いの連発で
館内からガラス越しの見学です。実際そんなに寒くはなかったのですが、
なんせわりと軽装でして しょうがないでしょう。
たしかに今にも雪が降り出しそうな天気でした。
本気で見るならMAX装備で見ましょうね!
それでも写真の展示コーナーでは子供のようにはしゃいでおりました。
楽しくタンチョウのことを学べるのはいいことです。
今回は初めてサンクチュアリ、そしてサンクチュアリのネイチャーセンターや
阿寒のツルセンターへ行ったメンバーでしたが意外と地元の人も行っていないのでは
ないですか?
釧路が世界に誇るすばらしい宝物ですので地元の人も是非見てもらえればと思います。
タンチョウ研修会なのにツルの画がなかったので阿寒のツルです。
枯れ草を積み上げたようなものは「ニオ」と言いますが、トウモロコシの茎ごと
積み上げているようです。なんのためにこうするのかは・・? 今度聞いてきます。
このまわりにはツルが集まってきて、なにか盆踊りのやぐらのように見えてきます。
このあとカメラマンにはありがたい! 普通のひとにはありがたくない雪が降りました!
やっぱりタンチョウには白い雪が似合いますね。
いちだんと美しくみえるのです。
<moyan>
今日も雪が降って給餌場は根雪になりそうです。
やっぱり冬はタンチョウ情報がメインになりそうです。
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by trlkushiro | 2011-12-05 19:43 | えとせとら | Comments(2)
と言うパターンを期待してます。
最初は雨交じりで凍ったので地盤ができてますから
本格的な根雪になりそうです。
よほどの暖気がはいらないともう大丈夫でしょう。
あとは時々のお化粧直しがあればバッチリです。
年末年始はですね・・・まだわかりません。
日ごろの行い、よろしくお願いします。
<moyan>