鹿ステーキ食べて駆除にひと役? 11月1日
11月になりましたがみょうに暖かい釧路です。
日中の気温は17度ちかくもあって全車履き替えの終わったスタッドレスタイヤが
とろけてきそうです。今週はずっとお天気がよさそうですね。
さて今頃の時期になるとよく見かけるのがエゾシカです。
クマのように人間に危害を加えるわけでもないし、かわいい顔しているので愛着さえ
うかんできますが増えすぎちゃって今では困り者になってしまいました。
レンタカーとぶつかる事故も多くてやっぱり困り者です。
鹿とぶつかる事故を起こして「ほらっ 駆除してあげたぞ!」と開き直るのはやめて
くださいね!たのみますよ本当に。
ぐしゃぐしゃのフロントグリルに鹿の毛が付いているとガクッとするんですから!
話をもどして・・・・。
シカは北海道内に64万頭いてそのうち約半数が道東に生息しているとのことです。
半分にしたって32万頭ですよ!釧路の人口は約18万人ですから今にエゾシカに
占領されそうな勢いです。
クルマの事故だけではなく、春先せっかく芽が出た農作物や乳牛のための牧草も
食べてしまうので税金を投入して防護柵を設置したりしています。
ハンターによる駆除も行われているようですが思い通りには進んでいないようなのです。
駆除したあとの鹿をどうする?ということも課題でして・・・・・・食べちゃえば
・・と いうことが提唱されています。
地産地消というもので鹿肉も立派な食材、ヨーロッパでは高級食材でフランス料理など
にも使われるのだそうです。
そこで一大決心!
地産地消の補助券を手に入れ阿寒町の赤いベレーへ行き
なんと鹿ステーキを食べてみたのです。
今までも阿寒のやきとり丼とか食べてみましたが、味付けされたものが多かったので
素材そのものの味がどうなのか知りたくなりました。
これが鹿のロースステーキです。
脂身はほとんどなくて見た目は牛のヒレ肉みたいです。鹿特有のにおいはまったくなくて
いままでのイメージが払拭されました。
けっこう淡白な味なのでソースや香辛料で変化があったほうがいいかもしれません。
そんなことを知ってかお店のソースはしょう油ベースですがマスタードとバターが
添えられていて好みで食べられます。 赤い実は何なのか聞くのを忘れました。
クルマで行ったのでアルコールは飲めませんでしたが赤ワインが合いそうです。
帰り道 国道240号は野生の鹿が多いので気をつけながらの運転でしたが、
いたるところにワケもなくブレーキ痕があります。
たいていは鹿が道路を横断してのブレーキ痕ですね!
みなさんも変なかたちで駆除することのないように気をつけましょう。
<moyan>
鹿の顔を見ているとかわいいのです。
ファインダーを通して目と目があったりしますからね。
群れを撮るとかならず1頭はこちらを見ています・・・・見張り役でしょうか?
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by trlkushiro | 2011-11-01 19:03 | おいしいもの情報 | Comments(4)
だれが、どう考えても、お役人さんが間違っていました。
天敵がいない動物を保護するとどうなるか??立派な見本です。
ここまでくれば、ジタバタしないで自然にまかせましょう。
私も赤いベレーに行きます、食べたいと思いました。
だけど、お役人さんはしっかりして下さい。
釧路川を真っすぐにして、また曲げて、こんどは真っすぐにしませんよね??
釧路の魅力も手付かずの大自然なのですが、人の手が
入ると魅力が半減されます。
釧路川を真っすぐにしたお役人さんはきっと品行方正
曲がったことが嫌いな人だったのでしょう。度が過ぎると
こういう事になるんじゃないですか。
また曲げたお役人さんの人柄のほうが私は好きです。
どんな人か知りませんが。
<moyan>
厚みといい、脂の乗り具合といい、フォトが鮮明!
でも、未だ食したことは無いのです。
どうも子供のころの
♪こじ~かのバンビ~は かわ~いいなぁ~♪
のメロディーが浮かんで、その気になれないのも
理由のひとつか。
よく、撮影行で遭遇するのですが師、曰く。
ダメダメ、落ち着いて。走った後に「必ず1度振り向くから」、その時あの瞳に向けなさい・・と。シカ特有の習性らしいのですが、う~む見張りもあったのか。
もらったりすることがありますが、その時の肉処理が
悪くて臭いというイメージかと思うのですが
ちゃんと処理された肉はくさみをほとんど感じませんでした。
くせがないのでソースが決め手となりそうです。
さすが師匠ですね そういえば必ず振り返ります。
あの瞳はうるうるしていてかわいいですよ。
<moyan>