WATARIDORIと留鳥 5月15日

ほとんどの地域でもうとっくの昔に通り過ぎたサクラ前線も今週道東でゴールインしそう
です。毎年釧路と根室と道北の稚内でどんじり争いをするのですが今年はどこがビリ
なのか。
暖かい日もあれば寒~い日もあって天気も安定していませんが1日のなかでも日が指すと
暖かいのに曇ると冷たい風がびゅ~と吹いてきて体調管理も大変です。
北海道はまだ雪の予報もでることがあるので一応防寒着は用意しておこしください。
さて、久しぶりのタンチョウです。ここは釧路湿原ではなくて釧路市丹頂自然公園です。
金網でかこまれたケージがいくつかありつがいで飼育されています。ひとつひとつの
ケージはとても広くてほぼ湿原のままでごらんのような自然な写真が撮れて私のような
チャッチャと写真を撮る人にはもってこいの場所です。
時々お客さんが牧草地などでタンチョウを見つけて
「ツルまだいるんだね~。 いつ帰るんだろう?」と言われますが、タンチョウはもともと
この地域に住んでいる鳥で冬は給餌場に集まっていますが、夏はエサが豊富な湿原の
中で暮らすので時々見かけるわけです。

いっぽうこちらはオーストラリアからの長旅で渡ってきたオオジシギ。
小鳥のさえずりが気持ちよく聞こえるこの時期ですが
市街地ではあまりみかけないけど、ちょっと人けのないところ(釧路はいくらでもあるよ)
そういう場所でやたらやかましい鳥がこれです。
夜になっても飛び回っていてこんなふうに聞こえるのですが・・
常備薬 常備薬 常備薬~
助役 助役 収入役 と やかましいのです。
釧路湿原では7月初旬くらいまでいるのかなあ、その後は何処へ行くのか更に北のサハリン
とかシベリアあたりまで行くのでしょうか?南北地球を半周するくらいの長旅です。
<moyan>
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by trlkushiro | 2011-05-15 15:52 | えとせとら | Comments(6)

なるほど・・啼き声・・こんどよく聞いてみます。
エゾシカさんだけはご勘弁を・・キーン・・
鼓膜がおかしくなった経験者です。
有名なのは「じょっぴん かけたか?」とか
「しょちゅーいっぱい ぐいー」などがありますよ。
エジシカさんは無口なので生では聞いたことが
ありません。
NHKさわやか自然百景ではキーンというのを聞きました。
<moyan>


コメントありがとうございます。
霧多布湿原もちろんGoodですが写真のタンチョウは
鶴公園、オオジシギは鶴野で釧路空港の近所でした(汗)
霧多布はこれからお花の季節は最高にいい時期をむかえます。
ワタスゲ・エゾカンゾウもあと一ヶ月ほどで咲き出しますが
そのころ行ってきます。
<moyan>