なにやら再び「黒いダイヤ」となるのか? 5月11日

今日の釧路は青い空に真っ白な雲がポツポツ浮かぶいいお天気でした。
まわりを見るとだんだん緑が多くなってきましたよ。釧路空港周辺はコブシの花も咲いて
いいにおいを漂わせています。
さて、今日は釧路には国内唯一の炭鉱があるので その話ですけど
ちょっとむずかしい話なので覚悟してください。(うまく まとまるかなぁ?)
最近は原子力発電所の運転停止で電力不足が懸念されていますね。
今後も運転停止などがあれば原子力以外の発電ということになりそうです。
そこで選択肢のひとつとして火力発電ということになりますが、
正直言って 火力発電は石油を燃やすと思っていましたが、なんと石油を燃やして
いる発電所は10%くらいで大半が天然ガスと石炭なんですと。
国際的に石油をエネルギーとする発電所の新設は禁止ということのようです。
ならばガスとか石炭に頼るしかないですね。
釧路で採掘された石炭もここ知人(しりと)の貯炭場から船積みされ兵庫県の発電所まで
運ばれます。

釧路の石炭は釧路の海底から掘り出されます。もちろんいきなり海にもぐるのでは
なくて地上から坑道を進み海底の地下(わかってもらえましたか?)を最先端技術で
石炭をほじくり出すのです。
ベルトコンベアで運ばれた石炭は選炭工場で選別されこの青いシャトルトレインで
貯炭場まで運ばれます。これも唯一石炭を運ぶ列車として鉄道愛好家には大人気です。
さて、貨車に積まれた石炭をどうやって降ろすのかわかりますか?
正解は1番目の写真の上のほうに橋みたいのがありますが、貨車はそこまで行きます。
そうすると線路の下のほうは空間がありますよね、そこで貨車の底がガバ~っと開き
ドサドサーと落とすのです。あとはブルドーザーがグイグイと押っつけるわけです。

こちらは選炭工場。海底炭が運び込まれより分けられて石炭列車に積み込むところです。
今後全国の火力発電所がフル稼働すると採掘もフル操業となるので
しょうか。釧路の経済も停滞しているので少し期待をしています。
きょうはちょっとまじめな話でした。
やっぱりうまくまとまらなかったですね。
<moyan>
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by trlkushiro | 2011-05-11 19:29 | Comments(2)

ガスがかかりましたが、過ごし易いお天気でした。
産業の紹介はどうしても真面目で堅くなってしまいます。
よくまとまっていました。
何日か前から、コールマインに外国研修生さんがみえています。
釧路の技術が世界に・・うれしくなります。
霧がかかって気温がぐ~んと下がりました。
これもいつもの釧路ですね。
むかし社会科で習った釧路の基幹産業といえば
漁業・石炭・紙パルプと習いましたが、時代の流れには
逆らえません。代わって観光というジャンルですこしでも
お役に立てればと思っています。
観光資源はいっぱいある地域ですので・・。
桂恋村も太平洋炭鉱が最盛期のころは
華やかでしたね。
<moyan>