春国岱のタンチョウ 7月19日

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7月にはいり観光本番戦をむかえています、でも昨日今日と雨そして雨。3連休の序盤はあいにく
の天気となってしまいました。明日は天気も回復していい天気になりそうでこれぞ北海道という
さわやかさがもどってきそうです。
 先日、くーちゃんに逢いに納沙布岬まで行った時に撮影した写真です。釧路から行くと根室市内
に入る手前に春国岱(しゅんくにたい)が国道44号からもご覧になれます。
遠い時や近い時もありますが、ここではタンチョウがお出迎えしてくれてなにかホっとさせてくれます。
背景の景色も美しくタンチョウも自然のなかで絵になっていますね。
雪のタンチョウとは別な趣があって、あーこれもいいなあと思いました。日本画的ですかね。
 もう一度学習ですが、タンチョウは渡り鳥ではありません。春から夏は広い釧路湿原などで
魚やカエルなどを食べて子育てなどを行い、春に生まれた子供を一人前にします。
冬になると湿原が凍ってエサが獲れなくなるので人里近くに現れ鶴居や阿寒町の給餌場に
集まります。ここで写真に撮られるのが雪原のタンチョウです。
今時ですとお客さんに「まだ、タンチョウが見られるの?」という質問をされます、大半は夏に
なるとシベリアに帰るんでしょという方が多いんですが、タンチョウはもともと留鳥で一年中この
へんに住んでいるのです。
その昔は夏は北海道にやってきて冬は本州で越冬してたと思われますが、本州の開発が進み
きっと本州では住みづらくなっていったのでしょう。タンチョウたちは通年この釧路エリアで暮らして
います。でも、最近は広大な釧路エリアも個体数の増加によりかなり広範囲まで生息域がひろ
がっているようです。昨年は津軽海峡を渡り秋田県でも確認されました。
そのむかしは関東平野にもいたようですので、日本人がもっとも好きな鳥タンチョウが自然回復に
より身近にみられるといいですね。

あっ!今日はお笑いポイントを入れるの忘れてました~。もう時すでに遅いし次回がんばります。
                                              <moyan>

by trlkushiro | 2009-07-19 23:34 | 旬のみどころ  

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