検証 鶴見峠 (ラリー気分?) 10月19日
きのうの続き。
車を走らせていきなり きつい上りの勾配ときついカーブ、おまけに道幅は狭く路面は
デコボコ。必然的に時速10Kmから15Kmの走行で時おりタイヤがはねた石がゴツンと
ボデー下回りにぶつかっています。
まもなく右側にヒョウタン池が現れ車が1台駐車していましたが釣りでもしているのでしょう。
「もののけ姫」にでてきそうな池ですが、それよりも「熊出没中」の看板が不気味です。
3分ほど走っていると前から白っぽい土ぼこりをあげて電力会社のRVが来たので路肩
ぎりぎりに車をよせて停まってまちます。ドライバーさんは この車どこに行くんだ?
という感じでこちらを見ていました。道幅が狭いのですれ違いには細心の注意が必要です。
この調子でゆっくりゆっくり、まわりの木々がまばらになり明るくなったところが
頂上 鶴見峠です。 雄阿寒岳がよく見えます。反対側には鶴居の丘陵地帯が見下ろせ
ます。 ここでやれやれ一服です。 さあ今度は下りです。
くだりの鶴居側は阿寒側よりもカーブも少なく下っているのでスピードも上がり気味
路面も若干よいようです。(あとで気づきますがこれが落とし穴)
やや長い直線を下ってカーブの手前で減速 ブレーキ!
その瞬間、わりと平坦だった路面がデコボコ!小石がころころタイヤがその上に乗り
そこでブレーキをかけたものだから車はザザザザーと斜めになりかけましたが、
そこは私も雪国ドライバー絶妙なハンドリングとブレーキングで姿勢を戻し(へへーっ)
大事にはいたりませんでした。しかしスピードの出しすぎやとっさの判断を誤ると路外転落
もまぬがれませんでした。
その後は早め早めのブレーキで安全運転です。
もうまもなく この道をぬけられると思ったころ対向車が、すれ違いざまにナンバーを
見るとレンタカー。停まって声をかけようとしましたが、もうすでに土ぼこりをあげて
走り去っていきました。
また車に乗り込み長い直線の先にはセンターラインが見えてきました。
全長14kmのデコボコ道から抜け出し、アスファルトの感触がタイヤを通じて感じた時は
ホッとしました。
写真は鶴居側の入口です。観光ルートで釧路湿原展望台から阿寒湖畔はよくあるパターン
レンタカーの多くもここを通っていくのでしょうか、ほかにもこのような状況が多々あると思われますが、道路管理者などとも協議して何らかの対策が必要と感じました。
<moyan>
by trlkushiro | 2008-10-19 16:45 | 道路情報