幻の魚になってしまうのか 11月28日


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北海道も今年は雪が遅いね・・なんて言ってたら道北ではいきなりの大雪です。
太平洋側に位置する釧路は北海道の中でも雪が少ない地域ですがほんの少し雪が
降りました。
もうこんな季節なんですね。
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釧路は魚の街 この時期の旬はメスはプチプチの卵とオスはホクホクの身が美味しい
「ししゃも」の時期なんです。
いやいやししゃもと言えば鵡川(むかわ)でしょ・・と思っている人も多い。
町の特産物をいち早くアピールしてうまいこと鵡川町はししゃもを定着させましたね。
甲子園に行った鵡川高校の打線を「ししゃも打線」と評して全国的なPRも大成功です。
いっぽうの釧路はそのころ漁獲量の多い魚はたら子が美味しいスケトウダラ。
地元では「スケソ」と呼ばれてたので「ししゃも打線」に対抗して「スケソ打線」って
いうのはどうだ?・・と論議が起きたかどうかは知らないけど・・・
串に刺されれてきりっと並んでいるししゃもに対して
「タラタラしてんじゃねーよ!」と
チコちゃんにツッコミを入れられそうなのでやめたとか・・・・・
(この話はなんの根拠もございません。)

それで・・・なんの話だっけ?
そうそう今が旬のししゃもですが・・・
釧路も鵡川もどこも大不漁!
もっともこの魚は日本のしかも北海道東部の沿岸にしか生息していない貴重な魚なんです。
北海道全体で2000年ころは2000トン近くの水揚げがあったのですが年々減り続けて
今年は11月20日現在で163トンだって。
赤潮問題も懸念されて、そのうち絶滅危惧種とか天然記念物になって
もう食べられなくなってしまうんじゃないかと心配です。
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その昔 この時期の釧路の家庭ではししゃものすだれ干しがあちこちで見られました。
和商市場の魚屋さんでは生のししゃもが一山1000円くらいで売っていて、それをけっこう
濃いめの塩水でぬめりや汚れを落としてヨモギの茎にししゃもを刺して干します。
この濃いめの塩水加減と干し具合がけっこう微妙なんです。
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当然いい出来栄えのししゃもはごはんのおかずというよりも・・・
やっぱり酒のさかなでお酒も進むというものです。
個人的には産卵で川に入る直前のちょっと脂が抜けかかったオスのホクホクな身が好き。
でも最近は大きいサイズはみんなどこかへ行ってしまい小型ばかりになってきたようで
ちょっと残念。
値段もだんだん高くなって高級魚になってしまいましたね。
                   <moyan>


羅臼ではサケの定置網にサバが入って大豊漁とか
その前はブリだったよね
本命のサケはどこ行った?
なんだか変な海模様

ここはどうなのさ!
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by trlkushiro | 2021-11-28 16:01 | おいしいもの情報 | Comments(0)  

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