サケについて考えマス 12月14日

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きのうの予想もしなかった大嵐で今朝の道路はツルツルテカテカの釧路でした。
雪の量が少なかったので1日もすると元の乾燥路面に戻りそうですが、交通量の
少ない道路や日陰になるところは気をつけましょう。

さて、年も押し迫りクリスマスや年越し、そしてお正月と季節のイベントがいっぱいです。
お歳暮シーズンもあって新聞の折込チラシもそれにあわせてどっさりです。
釧路では毎年恒例の物産まつりが開催され贈答用の新巻さけや海産物を買い求める人で
盛況のようですが・・・ふと疑問。
「新巻」って 何?
調べてみたら
1、塩蔵した鮭をわらで巻いたので転じてあら巻き→新巻になったとか
2、塩蔵に荒縄のムシロ用いたので荒巻きが縁起をかついで新巻になったとか
3、塩を粗く撒いた粗撒き→粗巻→新巻になったとか
どうやらこれがホントというのはないらしいけど、
作っているのを見ると3番かな?と思う。
冬囲いの園芸用はあるけど水産加工場ではムシロなんか見たことないぞ・・昔はあった?
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新巻さけは北海道の河川が生まれ故郷のシロザケです。
たいていは生まれて海にくだり遠くはベーリング海からアラスカあたりまで行き4年後に
故郷の川へ帰ってきますが、帰りそびれて5年後や6年後に帰るものもいるようです。
なかにはまだまだ子供なのについつい一緒に帰ってきてしまったものもありますが
これは後で出てくるとんでもない物になります。

初夏に道東沿岸で獲れるトキシラズ(脂がのっておいしいです)これもシロザケなんですが
こちらはロシア生まれアムール川やカムチャッカ半島生まれのサケでまだ川へ遡上するには
時間があるため身体に栄養分がいっぱい、つまり脂をたくさんためこんでいるのです。
トキシラズも獲れる場所によってランクがあるようで最もはなれた道東沿岸の釧路・厚岸
浜中・根室そして沿岸から離れた北洋産とか南千島産など。
漁獲方法も延縄の釣りトキや船上活締めなどがあって値段もピンからキリまでいろいろ。
たしかに値段のいいものは見ただけで背中が黒々としてウロコはピカピカで肉厚でこんもり
していておいしそうなのがわかります。
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トキシラズよりももっとすごいのが桂児(けいじ)。これもシロザケですけど若いんですね。
食べ盛りってとこなのかな?大トロのようだと言う事ですけど一匹7万円とかするみたいで
はたして生きているうちに食べられるかどうかわかりません。
魚屋さんに桂児を食べるときはルイベ(一旦冷凍して)食べるんですよ!
焼いたらダメだからね!もったいない?・・・と言われましたが何も心配いりませんよ。
※おいしそうなのはトキシラズの刺身(ルイベ)それもハラスの部分 もうこれでじゅうぶん!

もうひとつはメジカ(これもシロザケ)秋サケの時期に捕獲されますが他の遡上まじかの
サケと違って身体はけっこう大きいのに目が前のほうにあって童顔ってことです。
メジカはなんと本州生まれでオホーツク海から宗谷岬をまわって日本海に出て北陸の川に
帰るとか、まだまだ旅は長いのです。
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サケといえばイクラもね♪ 
じぇじぇじぇ!おらぁ ウニも食いてぇー 
※この写真は今年3回くらい使いましたブームだったんで。
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毎年8月後半から11月初旬までが秋さけの時期です。
この時期のサケが新巻さけになります。(メスのおなかのなかには卵がいっぱい)
背中のほうがちょっと茶色っぽくなっています。
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いっぽうこちらは初夏に獲れるトキシラズ
背中が黒々、ウロコがビカビカですよ!顔も秋サケよりも童顔なんです。
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サケというと赤い身ですけど実は白身魚なんですよ。
エサになるプランクトン(たぶんオキアミ)や甲殻類のおかげで赤くなるようです。
そのなかでもひときわ赤いのが紅サケで、これはシロザケとは別の種類です。
トキシラズ漁で一緒に網にかかり、値段がいいので漁師さんはこのほうが喜びますね。
紅サケは北海道の川には遡上しません。
最も冷水温を好む魚で地球温暖化が進み産卵する川の水温が上がるとすぐにでも
絶滅してしまう可能性があるようです。
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初夏にはサクラマスも捕獲されます。サクラマスはこの頃に北海道の川に遡上します。
斜里川のサクラの滝はだんだん有名になってきましたね。
滝を登る魚がこれです。この魚を見てヤマベと同じ魚とは誰もが思わないです。
川にいればヤマベ、海に下ればサクラマスなんですね。
これはうまい魚ですよ。
何年か前までは値段も安かったのに最近はけっこうなお値段してます。

ちなみに先ほどの紅さけ、ずっと淡水にいるのはヒメマスといいます。
サケもマスも同じ仲間で英名はみんな〇〇サーモンって名前がついてます。
日本名ではシロマスじゃ風格ないしカラフトザケでは言いづらかったりで語呂的に
サケ・マスをつけているようです。

サケの仲間は
シロザケ・カラフトマス・サクラマス(ヤマベ)ベニザケ(ヒメマス)・ニジマス
ギンザケ・・・今は東北で養殖してますが200海里規制前は天然物が出回ってました。
マスノスケ(キングサーモン)・・・とにかく大きいです。一匹2~3万円もしますよ。
こちらは岩魚(イワナ)の仲間で
アメマス・オショロコマ・・・そしてイトウはサケ?イワナ?
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これも幻の魚? 
湿原の主とよばれてます。
釧路川に棲む成魚はわずか20匹前後と聞いています。
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幻の魚ではないアングラーの友 アメマス君・・・・今年もお疲れ様でした。
もう少しで川も凍ってゆっくり休めますね。

本州で尺イワナ(30センチくらい)を釣るのは大変みたいだけど
海から上がってきたアメマスは最大70センチくらいになって釣り人を喜ばせます。
食べてもあまりおいしくないので(料理法にもよると思うけど)
みんなリリースですね。
1週間で2回や3回釣り上げられたアメマス君もいるんじゃないかと・・・いい奴です。

忘年会シーズンですがお酒(こんどはこっちのほうです)の飲みすぎには注意です。
そして飲んだら乗るな 乗るなら飲むな・・・で
よい年末 お正月をむかえましょう。
                             <moyan>

ありゃりゃ 大長編になってしまいましたね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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by trlkushiro | 2013-12-14 16:47 | えとせとら | Comments(2)  

Commented by  もも at 2013-12-17 10:46 x
鮭や鱒ってややこしいので「ふむふむ」って感じです。
紅鮭は種類が違うって、知りませんでした。

そういえば以前、くいしんぼの男性友人に、

「トキシラズはピチピチのギャルね、で、ケイジはさらにピッチピチのロリータ」

という説明を受けたことがあります。

なんだそりゃ~と思っていましたが、おおむね正解だったんですね(笑)。

Commented by trlkushiro at 2013-12-17 12:27
トキシラズはピチピチのギャル、
ケイジはさらにピッチピチのロリータ
うーん わかりやすい説明ですね。

ホッチャレは・・・・・コメント差し控えさせていただきマス。

                    <moyan>

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